少々ズレた日本人の認識とは

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日本人は周りの雰囲気に流されやすい

基本的に真面目な性格の日本人

日本人は基本的に真面目な人間が多いので、このようにしなさいと国や自治体から指示されたことは8割方きちんとこなします。
日本のプラスチックごみリサイクル率は84%と報告されていることからも、その真面目な人間性は分かるかと思います。環境保護に関する運動が世界中で広がる前から日本ではゴミの分別回収はしっかりと行ってきているので、これだけのリサイクル率を誇ってきているのです。
しかしここで実は盲点があります。それは、分別回収されたプラごみの行く末です。おそらくリサイクルされるという風に考えて、ゴミを分別して出している方が多いと思いますが、実はそのリサイクルという認識が世界とずれているということはご存知でしょうか。どういうことなのか、考えていきたいと思います。

実はほとんど焼却処理されている

リサイクルと言えば、回収されたプラごみを一度崩して新たな製品を作り直すというイメージかと思います。
そしてそのようなリサイクルのことを「マテリアルリサイクル」さらにはプラごみを分子まで分解してプラスチックを精製することを「ケミカルリサイクル」と呼んでいます。しかし日本でのマテリアル、ケミカルリサイクル率はわずか3割ほどです。では残り5割は何なのかと言えば「サーマルリサイクル」つまりゴミ発電になります。回収されたプラごみを燃やして熱エネルギーとして再利用するということです。
しかしここで矛盾が生じるのです。リサイクルには循環するという意味があります。物から物に生まれ変わるマテリアル、ケミカルリサイクルに対し、サーマルリサイクルはただ単に熱エネルギーとして消費しているに過ぎないというのが世界とのズレになります。このズレにどう対処していくのか、これからが正念場かもしれません。


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